【大阪大学人間科学部 豊岡調査演習】
2023年7月21〜23日、大阪大学人間科学部国際協力学ゼミの学生9名と先生方がフィールドワークの調査演習として豊岡へ来られました。
昨年に引き続き、第2回も豊岡市をフィールドとして選んでいただき、COARSが
3日間にわたるプログラムのコーディネートや当日のアテンドをさせて頂きました。
今回の豊岡調査演習では、学生が「神鍋(山エリア)の自然教育」「竹野(海エリア)の環境保全×観光」の調査グループに分かれ、豊岡で活躍されている関係者の方々にインタビュー・アンケート調査をしました。
1日目は、NPO法人かんなべ自然学校を訪ね、代表で市議会議員でもある前田さんにインタビュー調査をしたのち、キッズキャンプで魚つかみが実施される川辺・溶岩流にて環境整備のボランティアをみんなで行いました。
また、兵庫県農林水産部の楽農生活班の県職員の方も参加くださり、大学連携のフィールドワークの様子を見学いただき、学生さんとも交流いただきました。
2日目は、植村直己冒険館・どんぐりbaseを訪問し、子ども向け体験施設を見学・体験した後、植村直己冒険館の宇都宮さん・地域おこし協力隊の大森さんにインタビューをさせていただき、自然を活かした教育や植村直己さんスピリットに関わることなど様々にお話を伺いました。
その後、竹野浜へと移動し、海エリアの調査グループが竹野浜海水浴場のお客さんに街頭調査を行い、竹野の環境保全や観光に関するアンケートに多くの方々がご協力くださいました。
観光客に調査をおこなったのち、竹野でスキューバダイビングの事業や民宿を行うT-styleの田中さんや竹野自治会の與田自治会長にインタビューを行いました。
その後、豊岡市内の有名な観光スポットである城崎にも立ち寄り、豊岡の観光資源を実際に体感いただきました。
3日目は、「兵庫テロワール旅」で実施されてる定置網漁ツアーに参加しました。朝5時半に竹野の漁協を出港し、実際に日々行われている定置網漁を見学しました。帰港後、竹野で水揚げされた新鮮な海の幸をいただき、但馬漁業協同組合の職員の方々に「海の観光・環境保全」など多岐にわたってインタビューを行いました。
ちょうど定置網漁から戻ってきた魚の水揚げも間近に見学させていただいたり、水揚げ作業の一部を体験させていただいたりと漁協・漁師の皆さんとも交流することができました。
最後の振り返りでは、各学生チームから調査テーマに沿ったフィードバックを様々にしてもらいました。3日間を通して感じたことやインタビュー・アンケート調査の反省点・気づきを聞くことができ、今回もとても興味深い内容でした。
内容盛りだくさんのプログラムとなりましたが、学生さんが積極的にインタビューやアンケート調査を行い多くのことを学びながら、豊岡の滞在をとても楽しんでいただけてるのが大変印象的でした。
今回もまた、滞在の拠点としてスペースの提供をしてくださったとゞ兵さん、インタビュー・アンケートのご協力を快くお引き受けいただいた関係者の皆様、情報提供いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。
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