2022年7月1〜3日、大阪大学人間科学部国際協力学ゼミの学生11名が授業の一環として豊岡へ調査演習に来られました。 大阪大学さんと調査内容や訪問先など打ち合わせを重ね、当日もCOARSがアテンドや各種調整をさせて頂きました。
豊岡調査演習では、学生が4つのチームに分かれ、各チームが「まち塾」「地域おこし協力隊」「農業」「伝統工芸(杞柳細工)」のトピックでそれぞれ調査内容を考え、豊岡で活躍される方々にインタビュー・アンケート調査をしました。 加えて、今回は2日目以降で「農業」の分野に少し重点を置き、「コウノトリ野生復帰と農業」「有機農法と慣行農法」について理解を深めてもらうとともに、農産物の生産・収穫から販売に至るまでの一連の流れ体験してもらいました。
1日目は豊岡まち塾 豊岡まち塾の松井さん・松宮さん・ハミルトンさんに豊岡市街地の歴史や街並み保全についてレクチャーして頂いたのち、実際に公設市場や豊岡劇場 豊岡劇場、ロータリーなどをぐるっと街歩きをして案内して頂きました。
2日目はコウノトリの郷公園 豊岡市立コウノトリ文化館 Toyooka Stork Museum で「コウノトリ野生復帰の取り組み・ コウノトリと農業の関係性」を職員の方にレクチャー頂き、公園内や文化館を見学しました。 その後、成田エコファームの成田市雄 成田市雄 さんにコウノトリ育む農法やご自身の農業について詳しくお話し頂き、学生の質問にも熱心に答えて頂きました。 その後出石に移動し、伝統工芸館 杞柳にて、杞柳細工の地域おこし協力隊(ミッション型)に取材し、杞柳細工 伝統工芸館 杞柳 も体験させて頂きました。 別チームも出石の城下町を散策しつつ、訪ねた永楽館で永楽館や出石の歴史を学ぶことができました。 そして、出石のVeggie de+ Veggie de + を訪問し、農業の話をして頂いたのち、収穫体験ツアーに参加して、翌日のマルシェでの販売用ととど兵さん とゞ兵 での夜のBBQの食材となる新鮮な夏野菜を収穫してもらいました。
3日目は市街地のあおぞら市場にて、てまとひまと てまとひまと と一緒にVeggie de+さんの野菜販売をしました。お客さんや地域おこし協力隊だけでなく、以前からあおぞら市場で関わっておられて当日も直売をされていた地域の方々ともお話しすることができ、いろんな視点からお話を伺うことができました。 午後の振り返りでは、各学生チームから調査テーマに沿ったフィードバックを様々にしてもらいました。3日間を通して感じたことやインタビュー調査の反省点・気づき、調査テーマについての考察を聞くことができ、COARSとしてもとても興味深い内容ばかりでした。
改めて今回の調査演習は学生の皆さんにとってだけでなく、地域おこし協力隊含め豊岡の方々にとっても気づきのある、相互に学び合えた3日間だったように思います。関係者の皆様ありがとうございました。
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